Honkytonk Man (1982) / センチメンタル・アドベンチャー

『センチメンタル・アドベンチャー』(原題:Honkytonk Man)は、1982年のアメリカ映画。世界恐慌を背景に、中年歌手の姿を描いたロードムービー。クリント・イーストウッドの実の息子カイル・イーストウッドが甥の役で出演している。

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Honkytonk Man (1982) / センチメンタル・アドベンチャーのあらすじい

中年の歌手レッド・ストーバル(クリント・イーストウッド)はナッシュビルの一大イベントグランド・オール・オプリのオーディションの誘いを受け車でナッシュビルに向かうが、途中で旅費がなくなり、妹エミーの嫁ぎ先の農家に転がり込む。エミーの夫ヴァージルは、砂嵐で作物が全滅してしまい、心機一転のためにカリフォルニア州に移住しようとしていたが、息子ホイットは伯父レッドに憧れて歌手を志し、彼と行動を共にするようになる。二人は旅費を稼ぐために夜の酒場に出かけ、帰りがけに農家の鶏を盗み出す。翌日、警察に通報されたレッドは逮捕されるが、ホイットの助けを借りて脱獄する。旅費を集めたレッドとホイットは、故郷テネシー州へ帰郷するために同行するホイットの祖父を連れてナッシュビルに向かう。
レッドは不足している旅費を手に入れるため、金を貸していたアーンスプリガーを探すため寄り道する。その途中、ホイットは作曲に悩むレッドにアドバイスをして彼から音楽の才能を認められるようになる。アーンスプリガーを探し出したレッドは借金の返済を求めるが、彼は「金の代わりに女を渡す」としてマーリーンを差し出そうとするが、レッドは拒否する。アーンスプリガーは保険金詐欺を提案し、連絡済みの近所の店に強盗に押し入るように持ちかける。レッドは渋々提案を受け入れ店に押し入るが、店員たちは拳銃を取り出して過剰反応し、驚いたレッドは強盗を中止してしまう。激怒したレッドはショットガンを手にアーンスプリガーの元に殴り込み、彼とポーカー仲間のかけ金を巻き上げて出て行く。ホイットは出発の準備をしていたが、車のトランクの中にマーリーンがいることに気付く。彼女はナッシュビルに行くことを希望し、「レッドには黙っていて欲しい」と伝える。
旅費を手に入れてレッドたちはナッシュビルに向けて出発するが、ホイットに運転させていたため、途中で警官に呼び止められてしまう。その際にマーリーンが警官に見つかり、レッドは誘拐犯と間違えられるが、ホイットは咄嗟に「家族です」と嘘をつき事なきを得る。レッドは車が故障したため途中の町で数日間滞在し、修理に出している間にマーリーンを追い返そうとする。その間、ホイットの祖父は彼らと別れてバスでテネシー州に向かい、レッドもホイットに車を任せてバスでナッシュビルに向かおうとする。翌朝、レッドのベッドにはマーリーンが寝ており、彼女が「一夜を共にして妊娠した」と騒ぎ出す。慌てたレッドはそのままバスに乗り込み、マーリーンを追い返すようにホイットに伝えて別れる。ホイットはマーリーンを追い返した後に車に乗り込み、合流地点のメンフィスでレッドと再会する。
ナッシュビルに到着したレッドはオーディションに臨むが、結核が原因で途中で咳き込み、主催者側から「歌の最中に咳が出たら困る」と出演を断られてしまう。宿泊先に戻ったホイットは医者を呼ぶが、医者からは「すぐに療養する必要がある」と告げられ、「絶対に歌わせないように」と注意される。そんな折、レッドの元をレコード会社のプロデューサーが訪れ、「レコード契約を結びたい」と申し込む。レッドは申し出を受け入れてすぐにレコーディングを始めるが、彼の体調は徐々に悪化していく。ホイットはプロデューサーに詰め寄るが、「彼の歌手としての証を遺してやりたい」と返答される。レッドは何とかレコーディングを録り終えるが、そのまま宿泊先のベッドで寝たきりとなってしまう。そこにマーリーンが現れ、「妊娠の話は嘘だった」と謝り、ホイットと共にレッドの看病をおこなう。しかし、レッドは医者からも手遅れと診断され、そのまま息を引き取る。レッドの埋葬を終えたホイットとマーリーンはナッシュビルを後にし、二人がすれ違った車のラジオからはレッドの曲が流れていた。

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