『ダーティハリー2』(原題 Magnum Force)は、1973年製作のアメリカ映画。ワーナー・ブラザース配給。
『ダーティハリー』シリーズの2作目。前作を超えるヒットを記録する。監督のテッド・ポストは1968年のイーストウッドの主演作『奴らを高く吊るせ!』の監督も務めている。
監督:テッド・ポスト
出演:クリント・イーストウッド
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Magnum Force (1973) / ダーティハリー2のあらすじ
サンフランシスコ市警察本部のハリー・キャラハン刑事(クリント・イーストウッド)はある事件を追っていた。それは法の網をかいくぐるマフィアの大物ばかりを狙った殺人事件であった。当初、ハリーは酒びたりの同僚、チャーリー・マッコイを疑って捜査を開始するが、逆に彼は事件に巻き込まれ殺されてしまう。やがてハリーは交通課所属の4人の新人警官、ジョン・デイヴィス、マイク・グライムズ、フィル・スイート、レッド・アストラカンの存在を掴む。
次々と犯罪者の処刑が続く中、市警察の射撃大会が開催される。ハリーと決勝戦で対戦したのは4人のうちの1人、デイヴィスであった。ハリーはデイヴィスの拳銃を借りて的を故意に外して撃ち、秘かにその弾を回収する。チャーリーを撃った弾とデイヴィスの弾の旋条痕は一致し、マフィアの大物を狙っているのは4人の新人警官であることが確実になった。ハリーは彼らを連れてマフィアの摘発に向かうが、情報漏洩によって待ち伏せされ、スイートが射殺される。ハリーはこれを、自分を殺すためにスイートを犠牲にして仕掛けられた罠だと見抜く。
デイヴィスら3人はハリーを仲間に引き込もうとするが、ハリーはその誘いを一蹴。その日からハリーは彼らから命を狙われるようになる。自宅の郵便受けに爆弾が仕掛けられ、ハリー自身は爆弾を見破ってことなきを得るが、ハリーの相棒、アールが同じように自宅の郵便受けに仕掛けられた爆弾で犠牲になる。ハリーが上司のブリッグス警部補に連絡すると、ブリックスはハリーの自宅まで来て「これから市警察本部で事情聴取するから一緒に来てくれ」とハリーを車に乗せ、市警本部へ向かう。
しかし道中でブリッグスは銃を抜き、さらにデイヴィスら3人が現れて襲撃を仕掛けてくる。実は新人警官たちを裏で指揮している黒幕はブリッグスであった。ハリーは廃棄された空母へと3人を誘い込み、一発も銃を撃つことなく退ける。最後に残ったブリッグスは、あくまでも法律に従うハリーへの意趣返しとして、ハリーを警官殺しで起訴するためにその場を離れようとするが、密かにハリーがスイッチを入れていた爆弾によって爆死。生き延びたハリーは、一人その場を立ち去る。
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